冷え性

当治療院では、東洋医学の考えに基づき、気血の流れを整え、「冷え」を解消することで、人が持つ治癒力を引き出し、様々な症状を改善へと導きます。

東洋医学では昔から「冷えは万病のもと」と言われてきました。

近年、西洋医学の分野においても「冷え」と病気の関係について注目され、多くの書籍を目にするようになってきました。自律神経のみだれや免疫力の低下、婦人科疾患など、さまざまなことが「冷え」と関係していると言われています。

東洋医学は数千年におよぶ治療の積み重ねの中で病気の成り立ちを解明し、そして自己治癒力によって病から回復できることを明らかにしてきました。

また、冷えをとり、温かい身体を保つので、その他の症状にも有効です。

リョウマチ

リウマチになった方の心理面、心の状態や大きな手術や更年期なのか、などを考えて、身体全部を診ていく治療が必要と考えています。
東洋医学では西洋医学では考えない、なぜリウマチになったのかを心の状態を含めて、身体全部で考えていきます。また、リウマチは自律神経の交感神経が緊張状態になり、免疫系のバランスが崩れる状態が起きています。

これは、昔の手術で子宮や卵巣、胆のう、盲腸のがないために身体のバランスが崩れが、影響していたり、ストレスや考え方の偏りといった心の面、社会的環境なども大きく影響しています。

自律神経のバランスが崩れ、交感神経が緊張状態になると、血液の流れが悪くなり、身体は冷えていき関節の動きも悪くなってきます。朝、起きた時の関節のこわばりも強くなってきます。

鍼灸治療は特に自律神経のバランスを整えることには、非常に有効的な治療です。
身体、全体に鍼をすることで、自律神経が安定して免疫系のバランスが整います。

鍼灸にて期待できる効果

① 痛みや腫れを減らすことができます
② 関節の変形の予防
③ 関節の動き維持することができます
④ 薬の量を少なくできる
⑤ 精神面、生活機能の向上

五十肩

鍼灸マッサージ治療は急性期と拘縮期の移行時期に最も有効であると考えております。

四十肩・五十肩とは肩関節周辺に発生する炎症のことで、医学的には「肩関節周囲炎」といいます。40~50代に多く発症することから「四十肩」または「五十肩」と呼ばれるようになりました。髪が洗い辛くなったり、服の着脱が困難になるなど日常生活にも影響を与える厄介な症状で、突然発症する場合と、徐々に進行するふたつのパターンがあります。

今まで特に異常が見られなかったのに、急に腕が上がらなくなったり、肩が後ろに回らなくなったら、四十肩・五十肩を疑いましょう。なお、「結帯結髪(けったいけっぱつ)」といって、髪を結ぶ動作、および帯を腰のあたりで結ぶ動作をしてみて、それができるかできないかで症状を確認する方法があります。

東洋医学では、原則的に「熱がこもっている時は冷やし」、「冷えているところは温める」ことが大切と考えられています。そして、四十肩・五十肩は、発症した直後の「急性期」と、発症してから数日経過以降の「慢性期」に分かれ、そのどちらかによって温めるか、冷やすかに分かれます。これを間違えてしまうと、逆に悪化しますので、注意してください。

▼急性期(痛みが起こった直後):炎症が起きているので、熱感があり、腫れることもあります。
この時は、湿布や冷たいタオルなどで冷やしましょう。痛みがある時には、無理に動かさないほうがよいです。

▼慢性期(2〜3日経過している場合): 熱感がなく、痛みだけが残っています。
この時は温めましょう。幹部がすでに冷えているので、さら冷やすと悪化します。四十肩・五十肩は別名「凍結肩」といわれるように、発症直後の炎症がおさまると、患部が冷えるのが特徴です。マッサージをするときは、まずは肩周辺をホットタオルで温めたり、お風呂に浸かって温めましょう。筋肉がほぐれたら肩井や肩髃などをゆっくりと刺激します。痛みがある場合でも、少しずつ肩関節を動かすようにしましょう。

重症の場合は鍼や灸を用いた治療が効果的です。マッサージでは届かない深いツボを刺激できるので、より効果的に血流改善を行えます。四十肩・五十肩にお悩みの人は当院へご相談ください。